毎日の仕事でも家事に対しても「何だか今日はやる気が出ないなぁ」と感じることもありますよね。
今回は、私たちの行動力を左右する「モチベーション」について考えてみました。
この記事ではモチベーションを上げるコツと見落としがちなポイントについてまとめています。
モチベーションを上げる方法に関する情報や本はたくさんあるけれど、モチベーションは上げれば良いわけでもない?と感じる内容になっていますよ。
Contents
モチベーションを上げるコツ
モチベーションとは
「モチベーション」と辞書で引いてみると、このような言葉を目にすることが多いです。
人が何かをする際の「動機づけ」「目的意識」「意欲」
「○○だからやりたい!」「○○のために行動する!」といった行動する前に感じる感情を指しています。
モチベーションを上げるコツ
仕事をこなすためには多くの行動をする必要があります。そこで、行動力を上げるためにも「モチベーションが高い状態」でいることが大切ですよね。
モチベーションを上げるためには、以下のような方法があります。
- 好きな音楽・食べ物・香りを活用する
- 目標を小さくして、成功体験を増やす
- やりきったときのご褒美を用意する
モチベーションを上げる方法は様々ですが、今回は一部をご紹介しました。
というのも、仕事をやりきるためには、モチベーションを上げることだけが重要ではないからです。
「モチベーションを上げる工夫をしているけれど、何だかうまくいかない!」と感じている方は、次の章を参考にされてみてくださいね。
見落としがちなポイント
「モチベーションを上げたい!」「色々頑張ってるのにモチベーションが上がらない!」といった人に多い見落としがちなポイントを2つ紹介します。
「モチベーション」を言い訳にしていないか?
結論から言えば、モチベーションが完全に上がっていなくても行動はできます。
それなのに
「モチベーションが上がらないから今日はだめだな」
「みんなのように意欲的に働けないよ」
と、モチベーションが上がらないことを理由に行動しないという選択をしていることも多いもの。(耳が痛い人もいるかもしれませんが、自戒を込める意味でもあえて書かせて頂きます。)
もちろん、モチベーションを常に高く保ち、楽しく前向きに行動できることが理想でしょう。しかし、世の中そんなにうまくいくことばかりではありません。自分が思っているより時間がかかってしまった。想定外のトラブルが発生し、どうしていいかわからなくなってしまったという経験をされている方も多いはずです。
そんなとき「モチベーションが下がっているから辞めよう」ではなく、「モチベーションは下がっているけど、今の自分に何ができるか?」と考えることが大切です。
間違っても本来やるべき行動から逃げ、「モチベーションを上げるコツ」を検索することが仕事になってしまった、とはならないようにしたいですよね。
「上げる」だけではなく「下げない」工夫も大切
こちらは、基本ポジティブ思考な私の実体験です。
自分がモチベーション高く働き続けている状態を継続したいと思い、ありとあらゆるモチベーションを上げる方法を試していました。
前述した「目標を小さくしてみる」「仕事後のご褒美を準備する」といった方法を繰り返していたのですが、いつも途中でエネルギー切れ。
「前向きに頑張り続けるのが辛い・・・」となってしまったのです。
そこで気づいたのが、モチベーションを上げようとしすぎるのも逆効果だということ。
モチベーションが上がっている状態のときには、さらに上げる必要はなく、いずれくるであろう「モチベーションが下がるとき」に備える必要があったのです。
それに気づいてからは、以下のような「下げない工夫」をするようになりました。
- 順調なときこそ「休暇」を取る
- 自分の健康状態を把握しておく
- 業務・作業を飽きさせない
やる気みなぎるときこそ注意したいのが、「走りすぎ」の状態。こまめに休息を取ったり、心身の疲れを見過ごさないよう食事や睡眠時間に注意するのも良いでしょう。
また、調子の良いときに限って「飽きる」「(余裕だと思い込み)行動を止める」となりがちなので、そうならない工夫をしていきました。
そうすることで、私の場合はモチベーションを上げることはなくても「下がらない状態を保つ」ことが可能になりましたよ。