本の要約シリーズでは、私が実際に読んだ本の中から「これはためになった!」と感じた本を要約して紹介しています。
今回は、木村聡子さんの 『あなたの1日は27時間になる。』をご紹介したいと思います!
Contents
本を読む前にチェックすべきポイント
この本をおすすめしたい人
この本は、以下のような方にオススメです。
- いつも時間が足りないと感じている方
- 常に体が疲れている方
- いつの間にか悩み仕事が溜まっていく方
『あなたの1日は27時間になる。』の概要とあらすじ
本書の目次は、以下の通りです。
- 1日のリズムを整える
1日10分の「前業」で人生が加速する!/残業続きでも大丈夫!日常を変える3ステップ ほか- 仕事の渋滞をなくす
9割の人がハマる「仕事の渋滞」とは?/仕事の質と速さは「順番」で決まる! ほか- 仕事環境を効率的にする
1年で150時間!「物を探す時間」から解放されよう/「できる人」と「整理整頓好き」はまったく違う ほか- 仕事をスピードアップさせる
「やればできる」ではなく、「ラクして速く」と考える/スピードアップの基本は「マニュアル」から! ほか
本書を読んだ感想やその効果
各章を実践してみて
本書の詳しい目次は、出版元サイトに掲載されていました。
WEEK 1 1日のリズムを整える
- 1日10分の「前業」で人生が加速する!
- 残業続きでも大丈夫! 日常を変える3ステップ
- 残業をやめるためのマインド作り
(ダイヤモンド社 より一部抜粋)
今回は、各章で私が実践してみて良かった内容や、実践後の変化などを書いていきたいと思います!
【WEEK 1】1日10分の「前業」で人生が加速する!
「前業」とは、終業後に会社に残って働く残業ではなく、始業前に行う仕事のことです。
前業の始め方や習慣化の仕方は、ぜひ本書を参考にされてみてください。
実際に前業を始めてみると、残業と前業の違いに驚くはずです。残業では集中力もなく、ダラダラと時間を使いがちだった私も、前業を取り入れることで仕事の進み方が大きく変わりました。
また、仕事に取り組んでいる時のモチベーションにも変化があります。実践前には「今日もまた残業か…」と思いながら出社していたのが、前業を取り入れてからは「一足先に仕事を終えられている感覚」が大きくなりました。
仕事に追われるより、自ら仕事を終わらせにいく。
そんな感覚が病みつきになるかもしれません。
【WEEK 2】70点のボールを、納期7分目で投げる
以前から、完璧主義をやめたいと思っていた私は「7割完成したら、まず提出する」は心がけていました。
しかし、納期7分目で投げるというのはやってみたことがなく、本書を読んでから実践し始めたのを覚えています。
最近でも、チームで仕事をする時には仕事を自分の手から早めに離すことを目標にしています。
議事録を任せられたら、会議中に概ね完成させる。会議終了後10分程度でざっと体裁を整え、参加者に送る。そうすることで、会議に参加した方も終わったばかりの会議の内容は覚えているので、議事録に足りないものを補足してくれることもあり、議事録の内容自体も良くなります。
また、自分にとっても会議の内容は時間が経てば経つほど忘れてしまうもの。すぐにできることは、完璧にする前に自分の手から出来るだけ早く手放してしまいましょう。
【WEEK 3】「1日1捨」で毎日グレードアップする!
モノがなかなか捨てられない私は、掃除や片付けが苦手なタイプで「断捨離」「モノを減らす」というのは非常に億劫でした。
しかし、本書にある「1日1つ捨てる」は取り組みやすかったです。
どうも掃除の時間をまとめて確保したり、半分捨てるなどは私にとってはハードルが高かったので、毎日1つ捨てるくらいがちょうどよかった気がしました。
あまり物欲もないため、食品以外は毎日モノが増えていくことはないので、1日一つ捨てるだけでもモノが増えることはありません。
そのうち、モノを捨てることに慣れてくると1日2つ捨てることも出来たりして、小さなことで自分を褒められるのも良かったポイントだなと思います。
【WEEK 4】「時間の予実管理」で、どんどん時間が増えていく
「TODOを決めて仕事を始めているのに、タスクを全て終えて帰ったことがない」
そんな状況で、1日が27時間になるとは考えにくいですよね。
しかし、時間の予実管理を行うことで無理なく仕事の計画を立てることができるようになっていきます。
具体的な方法は本書を参考にして頂きたいのですが、時間の予実管理ができるようになった結果、私は心のゆとりが持てるようになりました。
理想のタイムスケジュールではなく、自分に合ったTODOや予定を作成する。それが一番のポイントかもしれません。